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有限な時間の果てに

平凡なイマを積み重ねてかがやくミライへ

助けるための二つの手!オードリー・ヘップバーンの言葉

今週の言葉

http://www.flickr.com/photos/29479498@N05/3946641528


二つの手

人には二つの手があります。これはどういったことを意味しているのでしょうか。20世紀を代表する女優オードリー・ヘップバーンはとっても巧い表現をしています。

年をとると、人は自分に二つの手があることに気づきます。ひとつは自分を助ける手。そして、もうひとつは他人を助ける手。

オードリー・ヘップバーン


若いころは、誰しも自分のことで手一杯でしょう。それは時としてがむしゃらで、泥臭いものなのかもしれません。


しかし、年を重ねるにつれて、自分だけではなく、他の人にも目が向くようになります。困っている人を見つけたら、自分の持っているものを費やし手を差し伸べようとするようになるのです。


それはどのような形でしょうか。


例えば、学校や職場で手こずっている後輩がいたら、自分のたどってきた道から何かアドバイスできることがあるかもしれません。ただ、他人を助けるといっても形はいろいろです。そして、その形は外から決められるものではなく、自分で決めるものです。


また、いつまで経っても、自分のことばかりで他人のちょっとした変化に気づけないのは考えものなのかもしれません。個人差はあるでしょうが、自分のことだけで手一杯の状態からもう一つの手の存在に遅かれ早かれ気づくことで、人生の次のステップが見えてくるのかもしれません。


オードリー・ヘップバーンの後半生

この言葉をオードリー・ヘップバーンが言っていることに意味があります。


なぜなら、彼女は1953年にアカデミー主演女優賞をとった『ローマの休日』で大変有名ですが、晩年は違うことに時間を費やしました。それは、ユニセフ、こと、国際連合児童基金での仕事です。1954年からユニセフでの活動をはじめ、女優業の割合は年々減っていきました。


ここで紹介した通り、彼女は他人のために自らの手を使ったのです。


オードリー・ヘップバーンが内面から美を放つと評されるのは、こういうところにもヒントがあるのかもしれません。


以上、今週の言葉でした。二つの手を自己と他者のために、バランスよく使えるようになりたいものです。


それでは、またお会いしましょう。


オードリー・ヘップバーンという生き方 (新人物文庫)


photo by Leonardo Rizzi