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有限な時間の果てに

平凡なイマを積み重ねてかがやくミライへ

名言を必要とする時代は不幸!ベルトルト・ブレヒトの言葉

今週の言葉

http://www.flickr.com/photos/29858421@N04/8364007321
photo by Daniel Mennerich


名言の名言

この「今週の言葉」という企画では、世の中で名言と呼ばれている言葉を毎週紹介しています。さらに、その言葉を起点にして、あれこれ考え学んでいこうというのがざっくりした主旨です。


そんな「今週の言葉」ですが、ここでは少し引いて名言そのものについて考えてみたいと思います。


時代ごとの名言

名言のない時代は不幸だが、名言を必要とする時代はもっと不幸だ。

ベルトルト・ブレヒト


名言の歴史は古く、古代ギリシャ古代ローマ時代の名言は未だにいきいきと私たちの心に響きます。特に、セネカアリストテレスの言葉は、今もインターネット上にまとめられたり、書籍のなかで引かれたりしています。


なお、セネカの言葉は、当ブログでも1度紹介しています。


popoon.hatenablog.com


さて、そんな名言ですが、その時代ごとに世相や価値観を反映している点が面白いところでもあります。


例えば、 マリー・アントワネットが言ったとされている「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」という言葉もその時代の背景や身分制度を知っているとより理解が深まるでしょう。


名言のない時代は不幸

もともとの言葉に戻って、「名言のない時代」とは、名言として残るほどの世の中を引っ張っていく優れた人物がいなかったことを示しているのかもしれません。


だとすると、不幸と言えます


あるいは、時節に恵まれ、そもそも強力に社会を引っ張っていく人が必要なかったのかもしれません。


名言を必要とする時代はもっと不幸

そして、この言葉の核を成すのは、「名言を必要とする時代はもっと不幸」という部分です。


名言を欲しているということは、社会が閉塞感に満ち、何か希望を求めているのでしょう。少なくとも、現状に不満を抱き、解決してほしい問題が転がっているということです。


人に当てはめると...

この言葉を、時代ではなく人に当てはめてみることもできるのではないでしょうか。つまり、「名言を必要とする人は不幸」というようにアレンジできるというわけです。


人は、何か心配事があったりすると、名言といった自分の背中を押してくれるものに頼りたくなります。そう考えれば、名言を欲している人は、不安に支配され一時的に不幸なのかもしれません。


以上、今週の言葉でした。名言を紹介していて、こんなこと言うのもアレですが、名言に頼りすぎ依存してしまうと本末転倒です。


それでは、またお会いしましょう。


必ず出会える!人生を変える言葉2000

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